掛けトサカほうきの特徴
掛けトサカ箒は、効率よく掃けるように穂幅を広げ、また先端が鋭角になっているため、細かい隙間にも入り込む、鶏の鶏冠のような特徴的フォルムになっています。
シュロ箒は素材の持つ耐久性による「使用期間」の長さが挙げられます。10年単位でお使い頂ける道具です(20年以上使っている方もおられます)。
シュロは「アク」の強い素材で、使用期間も長きに渡るため、長年お使い頂くことで、特にフローリングへの「ツヤだし」といったナチュラルな「経年変化(エイジング)」を楽しめます(ただしワックスがけのように掃けば掃くほどツヤツヤになる訳ではありません)。

柔らかく、静かに掃き寄せる箒ですから、ゴミ・埃の舞い上がりも少なく、「床(フローリング)」との相性の良さに特徴がございます。
ただシュロはその樹皮の中に大量の「粉」を含んでおります。使用開始から半年〜1年ほどかけて、茶色い粉がパラパラと穂先から落ちてきます。フローリングでしたら、粉とゴミ・埃を一緒に掃き寄せれば、さほどストレスは感じませんが、お座敷でのご利用をお考えの方は、「粉」が出なくなったのを見極めてからお使い頂くのが無難です。また、「粉」と素材の「柔らかさ」の関係で「絨毯・カーペット」でのご利用は不向きです。
掛けトサカ箒はフローリングをメインにお考えの方、「シュロ箒」という道具と長くじっくり付き合い、使い込んでいくことをお考えの方にオススメの箒です。